2017年 10月 05日
秋は急に深まって、初冬の様相に。 なんと、朝の最低気温が寒暖計で2度。霜がないのは曇っていたからかな? それで、ストーブに初めて火を入れました。今年はガスケット交換など大々的な煙突・ストーブ掃除をしてもらったので、ピカピカのストーブです。 ところが、だいぶあったまってきた頃、白い煙が脇から出ているような?? 化粧ワックスが焼けている?それとも煙が漏れている? にわかに薪を取り出して消火しました。 冷えてからボルトを緩めて天板を外して裏返してみると、う? 四周に施されたモレ防止のガスケットの高さ(深さ)が一定していません。これではどこかに隙間があるかもしれないなあ、しかも、高いところがギュッと締め付けられた跡もついていません。 車検のあとの車にときに見られる不具合(昔、車検のあとで、前輪片方のストラットサスの頭が緩んでいたことがあったっけ。何もなくてよかった)、みたいなものかな? 施工者に電話したら、外気が入っていくことはあっても煙が漏れることはないと。うーん、こりゃ業者選択を間違ったかな?「そうですか、ジャ行ってみてみましょう」が普通のように思うのでね。 天板と本体壁との四隅の隔たりが均等になるように締め付けて対応しましたが、焚いてみないとわからないのが辛いところ。 さて、陶芸薪窯の方については感想、アドバイス、サジェッションなどいただき、ありがたい限りです。 我が先生からも昨日電話があったついでに窯の事を話すと、「壊すのはいつでも出来るんだから、その前に考えてできることがありゃしないか?」みたいなことを言われてしまいました。 薪で焚く窯は、結局長い煙突の中で物を焼くということだみたいな言い方を読んだ覚えがあります。 今回焚いていて、中を覗いてみても、窯の中で空気の流れが見えなかった。言ってみれば右往左往しているような感じですね。 ここに流れを引き起こして、煙突の中を炎を流すにはどうする?とか冴えない頭で寝つつ考えていました。 結論としては、「火盾を天井近くまで上げて、炎が全て上に行って火盾を越えて焼成室に雪崩落ちて下に向かう流れ」を作ってみようと考え、翌朝早速、窯の壁の一部を崩して縦横45cm・50cmの棚板を、既にある棚板の火盾に沿わせて継ぎ足すみたいにして立てました。 天井との間は20cmくらいかな。 その上で、今回やっていないなということで、煙突最下段のバカ穴の前で火を焚いて焚口での引きのきっかけを作る、ことをやってみました。 煙突下に点火。 火が穴に吸い込まれています。 次に焚口最下段で点火。 こちらも吸い込まれています。多少音も聞こえます。ほかの穴という穴は全て閉じてこの穴からの引きに集中しました。 その後、ロックとの散歩を小一時間して帰ってくると燃えカスしか残ってないなと見えましたが、燃えかすを焚口穴の前でまとめると吸い込まれる空気の流れに煽られて再度明るく輝き、ついには火がつきました。引きが出ているようです。 煙突に煙も抜けていくし、最下段の温度計も調子よく上がっていくし、一本の煙突の中でのような炎の流れができている感じです。 この調子良さが1200度まで続くかどうかは、薪をたっぷり用意したあとで1日焚いてみないとわからないんだよな。 となりの小工事で出た板の端材で薪が4束ほどできそうです。さらに4,50束はないと。 アキノキリンソウ イチイの実 近くの野辺山高原ではー1.6度Cまで下がったといいますから、このあと10日前後で0度になるのかな?戦々恐々。 気持ちのいい秋は短そうです。
by sakura-kama
| 2017-10-05 21:05
| 自然・八ヶ岳山麓
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