2017年 01月 25日
楽焼の茶碗作りを取り上げた日曜美術館を見て、茶わんを作ってみたくなり、2つひねってみました。 茶の湯のわんは茶会で使うものとの理解が一般的なのでしょうか、有名どころの茶わんは堂々として見えます。 現代作の売り出されているものも、判で押したように直径11.5cmとかのものが多いようです(筒型、あるいはわんなりと呼ばれる形では)。 今回作ったものは生で10.5から11.5cmです。焼くと抹茶わんにしては「小ぶりだね」「小さすぎて使えない」とか言われそうです。 ネットで見ると、少数派ながら、個人が一人でテーブル席で抹茶を点てるには世の茶わんは大きすぎるので、あえて小ぶりにしました、とうたっているものも見えました。 駆け出しが作る茶わんをmyわんにしてくれる人が居るとすれば、敢えて小さめに作ってもいいんじゃないでしょうか? 茶わんをひねる自分の手の大きさがそもそも小ぶりということもありますけどね。 先の番組では、釉薬の施し方(大きな筆で何回も重ねる)にも試してみる価値がありそうだなと思いました。 今まさにこの冬のピークを越えたかどうか、そんなここ数日です。 今度の赤松、節が多くて小割薪が作りにくいのを嘆いています。そんな節の部分を短く切りだしたのも割っています(手前)。 何も考えず薪割りに精を出していたら、そうだ、この節の部分は、正面焚口で焚く前に灰とり口で炙りから始めるとき、100度、200度、300度・・・さてどこまで行けるか、その限界を試すときに使うのにうってつけかも?、などと思いついたのでした。
by sakura-kama
| 2017-01-25 19:45
| 陶芸
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