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冬青窯八ヶ岳便り

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2017年 12月 04日

窯焚きを振り返る

 11月27日(水) 8時から21時 の窯焚き
 温度変化
 8  9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20  21
上0 200 300 660  900 950 1020 1115 1140 1150 1180 1100 1180 1210
下0 170 400 580  780   850 970 1050 1080 1110 1120 1100 1150 1160
薪束累計
   2時間で 2、 4時間で 4 、 6時間で 9、 8時間で 15 、 13時間で 42
焚口
 正面下  横下                           横上
  
燃焼室 46×30×66cm、ロストルあり
焼成室 46×48×52cm  下に煙道入口有り
両室の境目に火盾あり 上部に幅34cm、奥行12cm、高さ17cmの開口あり
倒炎式片焚き角窯 外寸 92×138×85cm 煙突高さ約4m

データと焼成結果との比較
 火盾上の開口部と同じ高さにある棚のものには焼けすぎてざらついた部分が見えるものあり。
 下の熱電対よりさらに下の棚からも釉薬が融け切ったものが多かった。
 これからすると、下の温度データ1160度を越えて1200度に迫る(あるいは達する)温度まで上がったのではないか。
 ガラス質になったあと火に煽られてさらに温度が上がり、焼けただれてしまったと考えられる。温度だけなら、釉薬が流れたのだろうが、炎の流れの勢いと相まってただれてしまったのだろうか。
 このような窯の性格を生かすような作品と窯詰めを考えていきたい。
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窯焚きを振り返る_f0301766_18572787.jpg
 今日の午後、皿数枚とボタンを三分一湧水館売店の棚に並べてきました。


by sakura-kama | 2017-12-04 19:13 | 薪角窯


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